「護摩とは」~山伏問答より~

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それ護摩とは、「焼」の意にして無明煩悩の三悪業を、大聖不動明王、知恵の業火を以て焼き滅ぼし、一切の障りを除いて、現世安楽の浄土を願う、山伏行者修験道における最高の大祈願法要であり、この法要に自利行と利他行とある。

只今の御当山の柴燈大護摩供は、済世利民の利他行にして、山伏道本来の理想とする救いのための大法要にて候。

而うして、行者道の源は、役行者神変大菩薩に始まり、大峯中興開山聖宝尊師理源大師の流れを汲むものにて候。

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