平成31年2月15日~4月8日まで。
春期期間限定特別御朱印の授与。
紺色の和紙に金泥(金色の顔料を膠(ニカワ)で溶いたもの)で浄書しています。
書き置きのみです。納経料1000円。
期間中の下記3日は釈迦堂を開帳いたします。
- 3月3日(日・緑海さくらウォ~ク開催日)
- 3月21日(木・春分の日・旧暦2月15日)
- 4月8日(月・花まつり)
Shokakuji WebSite
http://www.t-s-old-t-s.webnode.jp/
東金山武古社寺めぐり
長い間地域と共に歩んできた歴史がありますが、地域の方々にはまだまだ知られていない社寺もあります。
すぐ近くに、神社やお寺があるのは知っていても、お参りしたことが無かったり、同じ市内は勿論、お隣の市になるとほとんど行ったこともない…。そういう人も少なくないと思います。
東金・山武 古社寺の会では、皆様のご参拝の準備をしてお待ちしております。
上京してお勉強した帰りに、荻生徂徠のお墓へお参り。
港区三田にある長松寺(淨土宗)さんの境内にあります。
徂徠物とあるのは、物部氏の末裔だということから、「物」の一文字を入れています。
荻生徂徠(おぎゅうそらい 1666-1728)は、江戸時代に活躍した学者です。
徂徠は子どもの頃、勝覚寺の近くに住んでいました。
当時、勝覚寺の住職だった覚眼(かくげん)に、四書大全という本を借り受け、勉学の基礎を築きました。
後に五代将軍綱吉の時代、柳沢吉保に取り立てられて出世しました。
覚眼と徂徠の縁により、元禄15年(1702)に、徂徠が「勝覚寺縁起」を著しました。
それには元禄15年12月15日の日付がありますが、赤穂浪士の吉良邸討ち入り事件(同年12月14日)の翌日です。
すでに幕府のブレーンとして活躍していた徂徠は、討ち入り事件を当然知っていたはずですので、それを思うと歴史のロマンを感じます。
徂徠は赤穂浪士を切腹させた事で反感を買う部分もあったそうですが、当時の法に照らせば打ち首などの処刑相当だったのを、武士の尊厳を保つために切腹をすすめたという事らしいです。