期間限定の御朱印です

2月15日(涅槃会・お釈迦さまが涅槃に入られた日)から、4月8日(お釈迦さまのお生まれになった日)までの期間、紺紙金泥の御朱印(500円)を授与いたします。

紺紙金泥

紺紙金泥(こんしきんでい)とは、平安時代頃から写経や写仏に用いられました。

藤原道長が、奈良県の金峯山に奉納した「長徳四年紺紙金字経」(国宝 998年)などが有名です。

 

年頭の総代世話人会(埦飯)が開かれました

2018-1-25

1月25日に、年頭の総代世話人会が開かれました。

大日如来様の前で「智山勤行式」をお勤めした後、事業や活動の報告、そして計画が話し合われました。

昼食には、兼務の萬福寺(上横地)の総代さんも交えての新年会・懇親会となり、今年一年の檀信徒各位の健勝と寺門興隆を祈念して散会となりました。

お寺と落語

ちょっと住職の個人的な趣味ですが。

若い頃に大先輩の大僧正様から、「若いウチに古典芸能をよく見ておきなさい。立ち居振る舞いから、話し方や間の取り方、視線の振り方まで勉強になるから」と、ご指導頂きました。古典芸能と一口に言っても、お神楽、能狂言から、歌舞伎、浄瑠璃や義太夫に講談など。そして近年、ブームにもなっている落語が上げられます。

私が通っていた大学の行き帰り通過する池袋にも寄席演芸場があります。落語の面白さにひかれて、時折、そこに立ち寄るようになっていました。

そんな事もあって、勝覚寺でも時折「落語会」を開いております。

落語を演じる時に上がる台を「高座」といいますが、これは元々お寺から来ています。お経の解説したり、その意味や内容について理解を深める為に議論を交わす時に「高座」に昇りました。

さらにいえば、仏教や仏さまの教えをユーモアを交えて分かりやすく伝えるための辻説法から落語が派生していったという説もあるそうです。

年始には落語会も各地で開かれますし、寄席や演芸場も普段とは違う雰囲気で楽しめます。

「大師の杵」なんていう、弘法大師伝説にちなんだ落語もあります。

今後も時折、趣味の落語ネタを書かせてもらっちゃいます。

「生きる力 SHINGON vol.90」に勝覚寺が掲載されました

真言宗智山派で発行している「生きる力 SHIINGON vol.90」に勝覚寺を掲載して頂きました。
サンプルページが下記リンクからPDFでご覧頂けます。

年4回発行で、定期購読も出来ますよ。

「護摩とは」~山伏問答より~

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それ護摩とは、「焼」の意にして無明煩悩の三悪業を、大聖不動明王、知恵の業火を以て焼き滅ぼし、一切の障りを除いて、現世安楽の浄土を願う、山伏行者修験道における最高の大祈願法要であり、この法要に自利行と利他行とある。

只今の御当山の柴燈大護摩供は、済世利民の利他行にして、山伏道本来の理想とする救いのための大法要にて候。

而うして、行者道の源は、役行者神変大菩薩に始まり、大峯中興開山聖宝尊師理源大師の流れを汲むものにて候。